万向グループによる米国のA123システム及びフィスカー電気自動車会社の買収に関する真相  (下)

作者:多伦多加喜农场  薇文 和訳:漂洋過海/ヒマラヤ東京櫻花団

米国の高官達は、当時の習近平副主席が将来的に中共のトップになることを知った時、ジョー・バイデン副大統領は当然、習近平をコントロールしたい人物になった。

元米国当局者によると、「2011年の初めから18か月で、2人は米国と中国で少なくとも8回会った。彼らは正式な会合を開き、一緒に散歩していた、中国の田舎の学校でバスケットボールもした。 通訳だけの付き添いで、25時間以上一緒にプライベートで食事をした」。 何度も会談に参加した米国のコンサルタントは、2人が交流したとき、バイデンは翻訳し難いアイルランドの詩を引用することを明らかにした。「彼の中国語の翻訳を非常に恥ずかしいものにしたにもかかわらず、バイデンはやはりすぐにこの中国の指導者との「個人的な関係」を確立した。この関係により、習近平は自分の心を開くことができた」という。 バイデンは、習近平の権威ある意図を最もよく理解している米国の最高幹部になった。

「路徳時評」で言及されている中共での米国CIAの情報提供者のことや、米国での中共ファミリーの資産などのトップレベルの秘密は、この期間中にバイデンによって習近平に密かに引き渡したはずだった。 習近平の頭の中には、バイデン、プーチン、習近平の三者による「人類の未来を共有するコミュニティ」構造が生まれたのだ。

2012年2月、バイデンは北京で中米起業家シンポジウムを開催し、鲁冠球(Lu Guanqiu)も参加し、習近平が彼をバイデンに紹介した。 これは3人の最初の会合かもしれない。

画像ソース:rand.org

ワンシャングループ(万向グループ)がA123システムズコーポレーションを買収

鲁冠球(Lu Guanqiu)は、浙江省杭州で有名な起業家であり、馬雲(JackMa)と同じ出身地だ。習近平が浙江省の政界トップとしている2002年から2007年までには、すでに鲁冠球と馬雲と交流していた。鲁冠球の「ワンシャングループ」は、浙江省、さらには中国で最も初期のタウンシップ企業の1つである。ワンシャンアメリカは、「北米、南米、ヨーロッパの自動車およびその他の産業顧客向けの卓越したサービス機能の確立と拡大」を目的として、1994年にシカゴに設立され、すでに 20以上の地元のアメリカ企業を買収してきた。

A123システムズコーポレーションはかつて米国の電気自動車業界の人気者だが、2012年10月に破産したとき、1億4,400万米ドルの負債と、270万米ドルの利息があり、合計で約1億4,700万米ドルの負債であった。 少なくとも4つのそのような会社が同時に破産した。「グリーンエネルギー」というラベルの付いた多数のハイブリッドバッテリーメーカーの全滅は、2012年のオバマ大統領選挙キャンペーン中に「グリーンエネルギー」企業への連邦政府の助成金についてメディアで大きな論争を引き起こした。 共和党は大騒ぎし、オバマ政権が納税者のお金を悪用し、代替エネルギー会社に助成金を支給したことを批判した。

A123システムズコーポレーションが破産を申請してから2か月後、オバマ政権がこれで非難されて、困難な時期に、鲁冠球のワンシャンアメリカ社は、「A123システムズコーポレーションに最大4億6500万米ドルを投資する計画」を発表した。 別のアメリカのバッテリーメーカーであるジョンソンコントロールズ株式会社(Johnson Controls Inc)と買収の戦いを開始した。

A123システムズコーポレーションが破産するわずか数ヶ月前に、米空軍用のバッテリーを開発するためのいくつかの軍事契約を獲得したことには言及しなければならない。 その結果、ワンシャンの買収計画は議会によって疑問視され、反対されたため、A123システムズコーポレーションはワンシャンとの買収を中止し、代わりにジョンソンコントロールズ株式会社との買収合意に達した。

この時、魯冠球の義理の息子倪頻(Ni Pin)はワシントンに行き、ワンシャンに反対する上院議員と議員を訪ねた。彼は「スピーチするのが議員の仕事だが、彼らはすでにスピーチした」と話し、 「アメリカの議員にはロビー活動をする必要があり、利用できるさまざまなリソースがあり、多くのスキルがある…」と言った倪頻はまた、「ワンシャンは行政システムと司法システムのサポートを得た」と述べた。 同時に、ワンシャングループが議員にロビー活動を行うのを手伝った「*白手套」の味方であるフィスカー会社(Fisker Company)も一緒に居た。

最終的に、2013年1月、ワンシャングループの買収計画は、「米国外国投資委員会」(CFIUS)のレビューに合格し、軍事契約を除くA123システムズコーポレーションのすべての資産を2億5,660万米ドルのオークション価格で取得した。

ワンシャングループがフィスカー会社(FiskerCompany)を買収

A123システムズコーポレーションを取得するためのワンシャングループの戦略的ニーズと財務計算と比較すると、フィスカーオートモービルズ(FiskerAutomobiles)の買収は非常に寛大だ。 2014年2月、ワンシャングループはフィスカーの資産を1億4,900万米ドルで買収した。これは、不成功に終わった入札者であるハイブリッドホールディングス(Hybrid Tech Holdings)による最初の入札額2,500万米ドルの6倍でした。 ハイブリッドホールディングスはフィスカーの支配権を獲得したかったが、ワンシャングループの入札アップセルにより、提示価格を5,500万ドルまでに引き上げられなかった。

ワンシャングループが1億4900万米ドルを費やして、エンジニアリング、マーケティング、テクノロジーに希望がなく、混雑した新車市場で競争相手になれない高級車メーカーを購入したのはなぜだか。 理由は非常に単純で、非難を受けられていたジョー・バイデン副大統領を救済するために、連邦政府からのフィスカーの融資に近い金額を入札し、副大統領だけでなく習主席も救済するためであった。

まとめる

中国共産党のレッドトップビジネスマンとして、魯冠球は、これらの2つの買収を完了したことには、多くの意味深があった。

  • A123システムの買収により、軍の最高級のリチウム電池技術を取得することを目的としていたが、技術的な障壁のため、撤退しなければならなかった。
  • ハイブリッド車両は、民主党の「グリーンエネルギー」という壮大なスローガンに基づく政府主導のイメージプロジェクトである。コストが高いため、販売促進できない。中共の受け皿としての買収は、民主党、さらにはオバマ、バイデン政権を支援するために役に立った。
  • 買収に使用された自己資金は、中国開発改革委員会、中国商務省、および中国国家外為管理局(SAFE)によって承認される必要がある。このチャンスを利用し、中国国民が苦労して稼いだお金を強力な家族の名の下に転移させることができた。
  • 中共は、炭素排出量を削減するための名目で、国内でハイブリッド車を積極的に推進している。実際、中共は、人々が苦労して稼いだお金を使って、破産した企業の海外買収の穴を埋めたのだ。
  • 中国共産党幹部の「白手套」*としての民間の起業家達は、中共の強力な家族の私的な利益のみに奉仕する。      
  • 米国の納税者のお金は、政治家や小グループの利益のために堂々と使用された。
  • アメリカの政治家の利己的な欲求は元々法の支配によって制約されていたが、中共は「藍・金・黄」(BGY計画)などすべての手段を行ったため、バイデン家族が中共の支配の対象となった。これは、世界の政治家の腐敗の縮図にすぎない。
  • 註:*{「白手套」直訳「白い手袋」「共産党高官のために不正蓄財やマネーロンダリングを引き受ける政商のこと」}

*「藍・金・黄」(BGY計画):

Bは青色。すなわちサイバートラップであり、中国による軍事面も含めたハッキングだ。

Gは金色。中国による経済や市場を通じた支配であり、重要人物に対して賄賂を行うことである。

Yは黄色。中国本土や香港・マカオに来た各国の議員や大企業家に対して行われるハニートラップだ。隠し撮りしたベッドシーンを後に用いて脅かしに使う。

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